芸能人が『強制わいせつ罪』で書類送検、なんてニュースをときたま耳にします。
強制わいせつ罪とは、暴行や脅迫を利用し、わいせつな行為を行うこと。無理やりキスをしたり、胸や陰部などを触ったりすると、『強制わいせつ罪』に問われる可能性があります。
強制わいせつ罪も6ヶ月以上10年未満の懲役刑と、決して軽い罪ではありません。
しかし、被害者側と加害者側の話し合いで折り合いがつけば、示談成立となり、不起訴になる場合も。
示談において、必ず絡んでくるのがお金、『示談金』です。どの事件にも、示談金には相場があり、強制わいせつ罪の相場は『30万円〜100万円』。
ですが、示談金は双方の合意があれば、上限も下限もありません。いくらでもよいのです。
示談金は当事者間で決められることですから、実際の金額はわかりませんが…被害者側が納得する金額を支払わなければ示談は成立しませんので、芸能人などの場合、一般的な相場より、高くなることが予想されます。また、有名であればあるほど、その額は上がると考えられます。示談金を所属事務所が用意することもあるでしょう。
芸能人が離婚の際、目が飛び出るような額の慰謝料を支払うように、示談金も高額かもしれませんね。
ここで、 銀座さいとう法律事務所 齋藤健博先生に、芸能人の示談金の予想額を聞いてみました!
齋藤先生)
示談金の法的性質は議論がありますが、
ということは、どんな理由で金銭が支払われたのかが、
「一切の刑事処分は望まない」ですとか、「被害届は取り下げる」
こうして考えてみると、芸能人のような社会的影響力のある方が、
女性に対して、セクシャルな行為をしてしまうと、
そうすると、100万円は超える金額も十分あり得るでしょうね。
*弁護士監修/ 銀座さいとう法律事務所 齋藤健博弁護士(弁護士登録以降、某大手弁護士検索サイトで1位を獲得。LINEでも連絡がとれる、
*執筆/シェア法編集部 (編集者兼ライター。シェア法を盛り上げようと日々奮闘中。)
*画像はイメージです(pixta)