「ひとりブラック企業」状態にならないための弁護士からのアドバイス

*画像はイメージです:https://pixta.jp/

ブラック企業という存在が大きな社会問題となっていますが、日本社会においては、ブラック企業でなくても自分自身を仕事に追い込むことで“ひとりブラック企業”といった心理状態に陥ってしまっている方も多いのではないでしょうか。

そうしたマインドセットは、体調にも大きな支障をきたします。健康な状態で仕事ができるように自己の体調管理をしていくことは、ビジネスパーソンにとって非常に重要な事柄です。

そこで“ひとりブラック企業”状態にならないためのアドバイスを、労働問題に詳しいピープルズ法律事務所の森川文人弁護士に伺いました。

*取材協力弁護士:森川文人(ピープルズ法律事務所。弁護士歴25年。いわゆる街弁として幅広く業務を経験。離婚、遺産相続をはじめ、不動産、 慰謝料・損害賠償請求、近隣トラブル、借地借家、賃金、インターネット問題、知的財産権などを扱う。)

 

■基本である労働三権に立ち返って

追い詰められた心理状態では、自分にはどういった権利があって、それをどこで行使すべきなのかといったこともわからなくなってしまうでしょう。“ひとりブラック企業”状態にならないために、ビジネスパーソンとしてどういったスタンスが必要になるのでしょうか。

「不況が続く中で、社会と分断され、自己責任という心理状態に追い込まれた“ひとりブラック企業”状態にある、もしくはその予備軍であるビジネスパーソンが増えていると感じます。

私は、まず、そのような社会=世界全体の構造・状態が資本主義経済の矛盾として存在するということを、多くの雇用者が改めて認識することが大事だと思っています。つまり、これは“自分だけが、自分の能力不足で追い込まれているのではない、自分だけが社会に求められていないと思い込んでいるのではない、世界中で、多くの人々が同じように追い込まれているのだ”という気づきです。」(森川弁護士)

 

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