いわゆる「事実婚」の場合、親権や相続権などの法的権利はどうなるの?

「事実婚」や「内縁の妻」という言葉を知っている人は多いと思いますが、内縁の妻となるための要件や、内縁の妻と法律上の妻との違いはどうなっているのでしょうか。

また、法律上、内縁の妻にはどのような権利が認められていて、逆に、どのような権利が認められていないのかについてまで理解している人は、そう多くないのではないかと思います。

そこで、今回は、内縁関係について、その要件や法律上の効果について説明したいと思います。

*画像はイメージです:https://pixta.jp/

 

①内縁の妻になるための要件

内縁関係とは、夫婦同様の共同生活を送っていて、実質的には法律上の夫婦と同様だけど、形式的に婚姻届を提出していないだけの状態を指します。

事実婚と表現される場合もあります。

内縁関係と認められるためには、当事者間に婚姻の意思があることと、共同生活関係を送っていることが必要になります。

長期間同居していたり、生活費が共同であったり、二人の間に子どもがいたり、親族との交流があったり、自宅を二人の名義で購入していたりという事実があれば、上記要件を満たすものとして、内縁関係が認められます。

 

理崎 智英 りざきともひで 弁護士

高島総合法律事務所

東京都港区虎ノ門一丁目11番7号 第二文成ビル9階

コメント

コメント