親を殺害して執行猶予となった「尊属殺法定刑違憲事件」とは?

法廷裁判

最近、集団的自衛権を定める日米安全保障関連法案の報道により、憲法問題に関心を持つ方が多くなっていると思います。

今回は、数少ない違憲判決のうちの1つである、有名な尊属殺重罰規定違憲判決についてちょっと解説してみたいと思います。

 

●事件のあらまし

この事件は、父親からの非道な仕打ちに耐えかねた娘が父親を殺害したというものです。

娘は14歳のときから父親に性的虐待・性交の強要を受けていました。娘は父親との間の子を5人生まされ、夫婦同様の生活を犯行当時まで強いられています。

娘が29歳のとき、やっと幸せな家庭を築けそうな男性が見つかったため、父親に対して男性と結婚したい旨を打ち明けます。しかし、父親はこれに激高し、10日間にわたり娘を監禁した上、「自分を置いて出ていくなら一生付きまとって不幸にしてやる」などと罵倒したため、思い余った娘は父親を絞殺してしまいました。

木川 雅博 きかわまさひろ

星野・長塚・木川法律事務所

東京都港区西新橋1-21-8 弁護士ビル303

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