男性が職場復帰を前提に不当な降格などのトラブルなく「育休」を取る方法

少子化対策の重要性が指摘されるようになって久しいですが、最近は男性が育児休業を取得するというケースも増えてきているようです。しかし、まだまだその絶対数は少ないため、男性が育児休業を取得すると宣言した場合、事業主からの理解が得られにくいのが現状でしょう。

そこで、男性がスムーズに育児休業を取得するために必要な事について、「人事考課への影響」も含めて三宅坂総合法律事務所の伊東先生にお話を伺いました。

*画像はイメージです:https://pixta.jp/

 

■そもそも男性が育休を取得できるのか?

男性社員から育児休業を取得したい旨の申し出があった場合、会社としてはこれを拒むことは可能なのでしょうか。

「育児・介護休業法上、育児休業をすることができる労働者は“女性“に限られていませんので、男性であっても同法に基づく育児休業を取得することはでき、男性からの申し出であっても会社はこれを拒むことはできません。」(伊東弁護士)

男性であっても育休の取得に関しては、法的には女性と同等の保護が受けられるのですね。

 

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