知らないとマズイ 振り込め詐欺に次ぐ、いま流行りの詐欺とは

依然被害がなくなる気配が見えず、被害額は増加の一途をたどっている振り込め詐欺ですが、そんな中最近急増している新しい詐欺があります。

既にテレビや新聞、雑誌などでも話題になっていますが、LINE乗っ取りによる電子マネー詐欺です。LINEは現在日本人のほぼ2人に1人が使用している大人気のアプリですが、そんなLINEを利用した詐欺が続出しているようです。

スマホ

●今話題のLINE乗っ取り詐欺

これは、犯人が何らかの方法である人のLINEのアカウントにログインし、乗っ取ってしまいます。そして犯人は本人になりすまし、「お願いしたいことがあるのですが…」などというメッセージを勝手に送ってしまいます。

このメッセージに反応した人が、「どんなことですか?」などと回答すると、犯人は「今忙しいので、私の代わりに電子マネーを10万円分買ってほしい」などという依頼をしてきます。これを信じてしまった人が、コンビニなどで電子マネーを購入し、電子マネーを使用する際の番号等を犯人に伝えてしまい、犯人がその電子マネーを使用してしまう、という詐欺形態です。

LINEの機能を最大限に利用した新手の詐欺と言えそうですが、このほかにもLINEを利用しつつも従来型の手口を利用した振り込め詐欺も発生しています。

 

  ●従来の詐欺もLINEで行われている

LINEを乗っ取り「交通事故の示談金を貸してほしい」「会社の金に手を付けてしまったので貸してほしい」などの従来の振り込め詐欺のメッセージを送信し、お金を振り込ませるというものです。

いずれの手口も、今までの振り込め詐欺と違い、(1)LINEを使用しているため、不特定多数の人間に瞬時に拡散し、被害が多数人に及ぶ可能性がある、(2)全く知らない見ず知らずの人からではなくLINEでメッセージが送られてくるので、信用してしまう可能性が高い、など、LINEならではの危険性が潜んでいることに注意しなければなりません。

このようなLINE乗っ取り詐欺を防止するためには、とにかくLINEを乗っ取られないようにすることが一番重要なのですが、乗っ取られないようにするには、PINコードを設定する、パスワードをこまめに変更する、など、基本的な方法をしっかりと実践する以外方法はなさそうです。

面倒に思われるかもしれませんが、詐欺に遭うことを考えればこのくらいの手間は我慢すべきでしょう。

また、LINE以外でもFacebookやほかのアプリでも詐欺被害が発生しているようです。とにかく十分に注意し、少しでも疑問に思ったらお金を送る前に必ず誰かに相談するようにしましょう。

 

*著者:弁護士 山口政貴(神楽坂中央法律事務所。サラリーマン経験後、弁護士に。借金問題や消費者被害等、社会的弱者や消費者側の事件のエキスパート。)

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山口 政貴 やまぐちのりたか

神楽坂中央法律事務所

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