やりがちな「優勝選手当てゲーム」…お金を賭けた瞬間、犯罪に!

テニスの全英オープンが始まりました。

厳かな雰囲気の歴史ある大会を毎年楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。残念ながら錦織圭選手は棄権してしまいましたが、誰が優勝するかについては、非常に注目が集まるところです。

ところで、人気のあるスポーツの大会などでは、優勝者や優勝チームの予想などが一般的に行われます。友人や家族の間でも話題に上ることもあるでしょう。

単に予想しあうよりも「外れたら……」などと賭けをすると一層盛り上がる優勝者当てゲーム。お金をかけたら、たとえ友人や家族の間のことであっても、犯罪になるでしょうか。今回はこの点について解説したいと思います。

テニス

■賭博の禁止

日本では、「財物を賭ける」賭博行為が禁止されており、これを行った人は50万円以下の罰金又は科料という刑罰を受けることになります。

「財物」とは、広く財産上の利益のことを指しており、金銭に限られません。しかし、一時的な娯楽のための物・利益は対象から除かれており、軽度な価値しかないものや利益を賭ける場合には、「財物を賭ける」とはいえないと考えられています。

この観点からすると、例えば「予想を外した人が、ランチを一食奢る」「みんなにケーキを1個ずつ買ってくる」という程度のものは、賭博罪には該当しないということになります。

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寺林 智栄 てらばやしともえ

ともえ法律事務所

東京都中央区日本橋箱崎町32-3 秀和日本橋箱崎レジデンス709

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