アメリカで「回転草」と呼ばれる、風で飛ばされてコロコロと転がる草が大量発生して問題になっています。
道路は通行不能になり、中には回転草で家が覆われ、家から出られなくなるなど生活に支障が出ていると言います。
もしも、どこからか来た植物や身元不明の飛来物で自宅や生活に支障をきたした場合、責任はどこが負うのか、どうすれば良いのかを考えてみます。
■責任はどこが負うのか?
この点、身も蓋もない話になりますが、どこから来たのかわからない植物や身元不明の飛来物ですので誰の責任でもなく、住宅や自動車等を傷つけられてしまった人は、誰にも責任を問うことができません。
したがって、損失を被ってしまった人は、他人にも国にも責任を負わせることができず、損失を受け入れるしかありません。
■どうすれば良いのか?
この点、飛来物等によって被った損害をカバーしてもらえる損害保険に入るという方法が考えられます。
損害保険は、自然災害・ケガ・盗難等の偶然のリスクによって生じた損害をカバーしてもらえる保険です。
身近なものとしては、傷害保険・車両保険・火災保険・地震保険等があります。
飛来物等によって自動車や住宅が傷ついた場合、自分が入っている自動車保険・火災保険の約款を確認してみましょう。
ひょっとしたらカバーしてもらえるかも知れません。
まだ損害を被っているわけでもないが心配という人も、自分が入っている自動車保険・火災保険の約款を見てみましょう。わかりにくければ保険屋さんに聞いてみましょう。
自分が入っている保険は自分が不安・心配な事をカバーしてもらえる保険でしょうか。そうでなければ見直してみてもいいでしょう。
色々入ると保険料も馬鹿になりません。
私は保険屋の回し者ではありませんが、自分に合った保険を選びましょう。
*参考:米で「回転草」大量発生 市民生活に影響 NHKニュース
*画像:ウィキメディアプロジェクト