【実録|弁護士は見た!】不倫相手の女性からの脅迫

同じ職場にいる不倫相手に対して関係の解消を持ち掛けたところ逆上し、家族や職場の上司にバラすなどと脅されて困っているとのご相談を受けました。

連日、かなりの量のメールや電話があるとのことで、相談後に即受任。

弊所から取り急ぎ相手方に対しメールにて、代理人に就任したことをお伝えしました。

相手方は女性だったのですが、かなり感情的になっており、弊所が介入をした後もご依頼者様に脅迫的なメッセージを送るなど、直接連絡を取り続けたうえ、残念ながら職場の上司や家族にも匿名で不倫の事実を伝えるなどしてきました。

ご依頼者様からの話を伺っている中で、相当長引くことは予想していたのですが、弊所にも朝から何度も非通知で連絡をしてきて暴言を吐くなど、全く話し合いになりませんでした。

当職からは「関係は解消する」、不倫関係については「既婚であることを知りながら関係を持っていたのであるからこちらが慰謝料などを支払う義務はない」「むしろこのまま迷惑行為が継続すれば奥さんから慰謝料請求をすることになる」、迷惑行為に対しては「このまま続けば警察に対応を要請する」と伝え続けました。

それでも暫くは迷惑行為が続いたため、最寄りの警察署に被害相談をし、警察から連絡をしてもらいました。

結局、その後も迷惑行為は続きましたが、少しずつ頻度は少なくなり、最終的には諦めたのか、弊所やご依頼者様に連絡が来ることはなくなりました。

当初はご家族や職場にバレずに解決が出来ればと考えておりましたが、物理的に100%のブロックはお約束できかねるところであり、本件のような結果になることが稀に起こります。

全体の数からすれば少ないと言えますが、感情的になっている相手については、どこか腹を決めていただく必要があるかもしれません。

その意味では、お金目的のプロのほうが対応はやりやすいと言えます。

お金にならないと分かれば、無用なリスクは負わないからです。

男女トラブルにおいては、徒に相手を刺激するのではなく、相手の言い分を聞きながら、出来ることと出来ないことを切り分けて少しずつ説得をしていくという手法を取ることが重要かと思います。

 

*執筆弁護士:若井 亮(若井綜合法律事務所。「迅速対応」「分かりやすい説明」「徹底した報告」をモットーとしている。不当要求への対応、詐欺被害への対応を多く経験している)

*画像はイメージです(pixta)

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