弁護士が語る!「他士業と連携」することで依頼者が得られるメリットとは

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東京都豊島区、「池袋」駅近くにある「虎ノ門法律経済事務所 池袋支店」で支店長を務める鈴木謙太郎弁護士。同事務所では、弁護士以外に「司法書士」や「税理士」「社会保険労務士」といった他士業の方も在籍しており、ワンストップで幅広い分野にサービスを提供しているそうです。今回はそんな鈴木弁護士に他士業との連携について伺いました。

鈴木 謙太郎(すずき けんたろう)弁護士
(1972年の設立以来40年以上の歴史がある、虎ノ門法律経済事務所の池袋支店で支店長を務める。注力分野は遺産相続、不動産取引、交通事故、債権回収、労働問題、債務整理、刑事事件、離婚等。「皆様の人生の一大事を共に解決するパートナーとして、真摯に業務に取り組んでまいります。」)

 

■「金銭的な結果にもこだわる」……証拠集めや現地・判例調査には特に注力

__弁護活動を行う際に意識していることは何ですか?

私は、依頼者本人の意向に沿った解決法を選んでいくということを非常に重視しています。ただ、それだけではなく、金銭的な数字として結果を出すということも意識して弁護活動に取り組んでいます。

この前担当した、土地の明け渡し請求事件は、そうした結果が出せた案件の一つです。この事件は、土地の明け渡しを求められている側が依頼者でした。様々な証拠を集め、現地で調査も行う中で、その土地周辺の再開発計画の話が、土地所有者と不動産業者との間で進んでいるという情報をつかみました。

また、依頼者が今借りている家を出て行くと生活が非常に苦しくなるということを丁寧にリサーチして、書面に落としていくといった作業を地道に行った結果、はじめは「1円も立ち退き料を払う必要はない、仮に払うことになっても100万円程度で十分だ」と主張していた土地所有者に対し、約2,000万円の立ち退き料が必要であるという裁判所の認定を勝ち取りました

裁判では金銭請求が多いのですが、訴える側であればできる限り多くの金額を出せるように、逆に訴えられる側であればできる限り多くの金額を減らせるように、丁寧な証拠集め、現地調査、判例のリサーチなどには、特に力を注いでいます。

 

■他士業との連携が日常的な問題の幅広いサポートにつながる

__事務所で注力されている事柄について教えてください。

当事務所は、全国展開しており、ワンストップでの解決を強みにしている事務所です。

そうした強みは、弁護士だけではなく、司法書士、行政書士、土地家屋調査士、税理士、不動産鑑定士など様々な他士業が在籍しているところからきています。さらに、当事務所のグループが不動産会社も運営していますので、不動産トラブルに関してもエキスパートです。前述のような「土地の明け渡し請求事件」でも効率的なリサーチが可能です。

 

__具体的には他士業とどのように連携していくのですか?

不動産鑑定士が在籍し、不動産会社も運営しているということは、例えば、遺産分割で土地を売却するという話になっても、その土地をどうやって分割すれば、高く売れるのかというところまでサポートすることが可能です。

税理士が在籍しているということは、例えば、税務申告だけでなく、遺産分割の協議の段階でも、こういう分割方法のほうが依頼者にとってメリットがあるのではないかといったアドバイスができます。

労働トラブルが発生するということは、会社の中で日常的な問題を抱えているケースがほとんどなので、就業規則や労働契約の確認・見直しをしないと、また同じ問題が発生します。これは、弁護士と社会保険労務士の協力が不可欠です。

どちらかといえば社労士は日常的な労務についての問題が専門で、弁護士は紛争が起きた時の対応が専門だと考えられます。この問題は、経営者と労働者のコミュニケーション不足というところも大きかったりするので、そのギャップを埋めていく体制づくりという意味では、弁護士と社労士が連携していくことで果たせる役割というのも大きいのだと思います。

このように、他士業と連携し、ワンストップで問題が解決できるということは、依頼者の費用も安く抑えられるというメリットもあります。池袋支店では、社労士、司法書士、行政書士、FPが在籍しています。本店同様に、今後も、こうした士業の連携は、強めていきたいですね。

 

■大事なのは「弁護士に相談すること」ではなく「問題を解決すること」

__事務所として士業をそろえている理由は何ですか?

依頼者にとっては大事なのは、弁護士に相談するということではなく、問題を解決するということです。そういう意味で、他士業と連携することで、その問題全てを最後まで解決できるトータルサポートができるというところが一番大きいと思います。

また、同じグループの中で連携するということは、情報も密に交換ができますし、節目節目で、一番いい解決法はどれなのかというところを議論ができます。その上、相談時にもすぐに他資格者を同席させることができ、問題を解決しやすく依頼者にとっても非常にメリットが大きいのだと思います。

依頼者のニーズに合った体制を実現できるように、事務所一丸となって取り組んでいきたいですね。

 

*取材協力弁護士:鈴木謙太郎(すずき けんたろう)弁護士
1982年生まれ、埼玉県出身。開成高校卒業。慶應義塾大学商学部卒業。慶應義塾大学法科大学院修了。虎ノ門法律経済事務所 池袋支店支店長。同事務所パートナー。東京弁護士会所属。弁護士資格のみならず、宅地建物取引主任者試験、行政書士試験にも合格しており、ファイナンシャル・プランニング技能士でもある。また、戦略コンサルティング会社勤務経験も有する。法律だけでなく、不動産や行政、金融、経営などの幅広く深い知見を活かし、依頼者にとってベストな解決を図るべく日々奮闘している。このような姿勢から、依頼者の満足度も常に高く、多数の中小企業やベンチャー企業の顧問も担当し、経営者からの信頼もあつい。

*虎ノ門法律経済法律事務所について

1972年に設立され、40年以上の歴史を誇る虎ノ門経済法律事務所は、東京都豊島区池袋にも支店を構えている。虎ノ門法律経済事務所では、①弁護士のほかに、司法書士、税理士、社会保険労務士、不動産鑑定士、土地家屋調査士などが在籍していることによるワンストップサービス、②依頼者の抱える問題の全てを最後まで解決できるトータルサポートを実現している。

池袋支店長の鈴木謙太郎弁護士は遺産相続、不動産取引、労働問題、交通事故などを中心に活躍。依頼者の意向に沿った解決へと導く信頼のおける弁護士として定評がある。

 

「虎ノ門法律経済事務所 池袋支店」一問一答Q&A

__貴所の理念を教えてください。

当法律事務所に「経済」という名称が入っているのは、経済分野に強いという意味はもちろんあるのですが、法律的にこうなっているのだといった杓子定規な対応でなく、依頼者にとって一番いい解決法を多面的に考える事務所であれという思いが込められています。その人の生活や、企業の経営方針なども考えて実践的な解決方法を提案していこうというのが当事務所のポリシーです。

__一番依頼が多い分野は何ですか?

かなり幅広いジャンルを扱っていますが、その中でも一番多いのは相続問題かと思います。不動産会社をグループで運営し、司法書士、不動産鑑定士などが所属する事務所の特性から、相続問題でも、不動産の資産を持たれている方の相談が多いですね。

__個人と法人の割合はどちらが多いですか?

個人と法人の割合については、6対4くらいで個人のほうが多いと思います。法人は、顧問で対応することが多いですね。顧問契約では、電話やメールで、すぐに回答するという形で日常的にサポートをしています。

また、労務管理では、池袋支店の社会保険労務士と強力なタッグを組み、長期的なご相談にも応じています。そのため、顧問契約を結んでいただく方がメリットが大きいと確信しています。

__貴所の相談料を教えてください。

初回の法律相談は、無料です。それ以降の法律相談は30分5,000円(税別)です。

__上記分野(相続問題)の着手金、報酬金を教えてください。

遺産分割協議事件、遺留分減殺請求事件の着手金は、交渉段階では20万円から、調停では30万円から、審判・訴訟では440万円からです。報酬金は、いずれの段階でも取得した遺産の2~16%です。

その他の手続きですと、相続放棄・限定承認手続は、相続人お一人につき、5万円から、遺言執行手続だと76万円から、遺言書の作成は5~20万円、成年後見等の申立ては20万円となっています。

 

 

*取材・文:塚本建未(トレーニング・フットネス関連の専門誌や、様々なジャンルのWebメディアを中心に活動するフリーランスライター。編集やイラストも手がける。塚本建未Website 「Jocks and Nerds」)

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*編集部

鈴木 謙太郎 すずきけんたろう 弁護士

虎ノ門法律経済事務所 池袋支店

東京都豊島区南池袋2-12-5 第6.7中野ビル7FB号室

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