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女芸人への「ブスいじり」が違法になることはあるのか
先日、女性芸人が週刊誌の取材に対して「ブスいじりのせいで婚期を逃した」と答えたという記事が話題になっていました。 記事では芸人である以上いじられてナンボという見方もできるとされていますが、芸人に対する「ブスいじり」につい…
司法試験問題の漏えい事件は、氷山の一角かもしれない
先日、司法試験問題の漏洩という、法曹界を揺るがす事件が報道されました。 報道によると、司法試験の問題作成担当者(正式には「考査委員」と言います)である明治大学法科大学院の教授が女子生徒に問題を漏洩したとのことです。 この…
会社を辞める前に絶対知っておくべき基礎知識
私にも経験がありますが、会社を辞めるというのは結構な精神的負担となります。 精神的負担だけならまだしも、下手すると経済的な損失にもつながります。賢く会社を辞めるためには、最低限の法律知識が必要です。もし、この記事だけで不…
「民間人による現行犯逮捕」はどのような時に可能となるのか
■逮捕状による逮捕が原則 まず、あくまでも裁判官があらかじめ発行する逮捕状によって捜査機関が逮捕するのが原則です。 令状主義と言いますが、裁判官に逮捕の理由・必要性をチェックさせて不当な逮捕(=人権侵害)を防止するための…
高度な倫理を要求される法曹において、司法試験問題漏えい事件は断じて許されない
明治大学の教授が教え子に司法試験の問題を漏洩し、さらには、模範解答まで示していたとして、国家公務員の守秘義務違反として家宅捜索を受けている事件が報道されました。 これは、他の試験委員がある受験生の憲法の解答が満点近いので…
司法試験の漏えい事件は、現在の司法試験制度だからこそ発生した問題
司法試験の考査委員をしていた明治大学の憲法学の教授が、教え子に司法試験の問題を漏えいしたという事件が話題になっています。 教授も教え子も、漏えいの事実自体は認めているようです。過去に類題が試験前に慶応大学の法科大学院で授…
司法試験の問題内容を当てる「山張り」は昔から行われている
司法試験の出題問題が事前に漏れていたなんてニュースが流れてますね。 司法試験の問題などを作成する「考査委員」を務めていた法科大学院の教授が、教え子の女子学生に内容を伝えた疑いがあるということです。 報道では、どこまで具体…
弁護士が語る「司法試験漏えい問題」が引き起こした2つの最悪の事態
■法的問題点 9月8日時点の報道によれば、試験問題を漏えいした教授は守秘義務違反の国家公務員法違反で告発され、試験問題を教えてもらった受験生は、5年間の司法試験受験禁止処分となったようです。 教授は、法務省の司法試験考査…